グレーゾーンとはどういう症状なのか?

グレーゾーンとはどういう症状なのか?

 

グレーゾーンという言葉はあいまいな領域や白黒はっきりしていないような状態を指していろいろな分野でよく使われますよね。
発達障害の分野でこのグレーゾーンという言葉が使われるのは、知的な発達にそれほど遅れはなさそうなのに、なんだか変わっているだとか行動に少し気になる点がある…というような状態の場合です。

 

 

たとえば、

 

・集団での行動でみんなと合わせられない
・授業中など静かに座って話を聞くことができない
・いつもそわそわしていて落ち着きがなく動いている
・ちょっとした音などの刺激を受けたときや、自分の思った通りにならないときにパニックを起こす
・話をしていても噛み合わないことが多い
・他人とのコミュニケーションが取りにくくいつもひとり遊びをしている

 

このような状態の子どもは意外と多いように感じるのではないでしょうか?
実際に、グレーゾーンの子どもは珍しくなく、40人学級に3、4人はいるのではないかと言われています。

 

グレーゾーンの子どもは、その程度や知能によって「特徴のある個性」ととらえられる場合と「なぜだか分からないが大変育てにくい子ども」とされてしまう場合があります。

 

たとえば勉強が得意なグレーゾーンの子どもはグレーゾーンであることに気づかれないことがほとんどです。そのまま大人になって社会人となったときにはじめて、仕事をしていくうえでの人間関係の難しさなどを感じて人知れず生きにくさに悩むようになることもあります。

 

 

また、まったく落ち着きがなく人と接するのが難しい子どもを家族や学校で叱り続けてしまうと、その子の自己肯定感はどんどん失われていき、自分の存在価値を確立できなくなります。まわりの友達からも孤立するばかりでいじめにもつながりやすいケースです。

 

このように、グレーゾーンの子どもは、日常生活を支障なく過ごせるかどうかで対応の仕方もずいぶん変わってきます。その子に合った育て方で個性を尊重してあげることが大切であり、不登校や引きこもりなど2次的な問題の解決にもつながります。

 

グレーゾーンの子どもに接するときに必要なのは、

 

・その子の得意なことや個性をほめてあげること
・苦手なことに対して叱ったり、無理に練習させないこと
・自分に自信が持てるようにすること
・大人に相談できる環境を整えること

 

の4つです。

 

とくに大人に相談するということは、グレーゾーンの子どもがとくに苦手とされるコミュニケーションを育てることもできますので、ぜひ取り入れていきたいものです。

 

⇒ネット塾おすすめランキングに戻る